あや

あや
I
あや【文・綾】
(1)物の表面に表れたいろいろの形・色合い。 模様。 特に, 斜交する線によって表された模様をいう。

「~を描く」

(2)斜めに交わること。 また, そういう模様。
(3)言葉や文章の飾った言い回し。 表現上の技巧。

「文章の~」

(4)物事の入り組んだ仕組み。 すじみち。

「事件の~」

(5)比較的長期にみた相場変動の中で, 特別の理由もないような小さな変動。

「~押し」「~戻し」

(6)斜文組織で文様を織り出した絹の紋織物。 光沢があり, 模様が浮き出て美しい。 綾織物。
(7)「綾取り」の略。

「~を取る」

(8)「綾竹」の略。
(9)(「目もあやに」「目もあやなり」の形で)目も覚めるほどきらびやかである。

「目も~にひるがえる万国旗」

(10)区別。 条理。 けじめ。 [名義抄]
~を付・ける
(俗に)言いがかりをつける。
II
あや【漢】
古代の姓氏の一。 中国からの渡来系氏族で, 東漢(ヤマトノアヤ)・西漢(カワチノアヤ)の二氏があった。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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